【整備】アルファロメオ147のラジエータ交換とサーモ交換

整備
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今回はアルファロメオ147のラジエータ交換をやっていきます。
作業を進めていく中で、途中から「これはラジエーターより先にサーモハウジングをやった方がラクだな」と判断したので、今回はサーモハウジングもあわせて交換しました。

結果的には、オーバークール気味だった水温も90℃安定、さらに漏れも解消できてひと安心。
ただ、作業自体は思っていたよりだいぶ手強かったです。

現状把握

冷却水が減っていることに最近気が付き、車の下をのぞき込みました。
すると、、、漏れている!!!


これは急いで交換しないと穴が大きくなり走行できない状況になってしまう!
てことで新品を手配し交換を始めます。

まずはバンパー外しからスタート

最初はフロントバンパーを外して、ラジエーターまわりにアクセスできる状態にしていきます。

ロアホース、アッパーホースを外す…が、やっぱり固着

次にロアホースのクイックカップリングを外します。
……が、案の定というか、固着していて全然外れない

結局、バールなども使いながらなんとか取り外しました。
アッパーホース側も同じような感じで、こちらもすんなりとはいかず。

年式の経った車らしい洗礼ですね。
こういうときは無理やりこじる笑

ラジエーターより先にサーモハウジングをやる方がラクそう

この時点で作業していて思ったのが、ラジエーターを優先するより、先にサーモハウジング側をやった方が全体の流れがラクということ。

なのでいったんラジエーター作業は止めて、サーモハウジング交換の方へ進むことにしました。
こういうのは実際に触ってみないと分からないですね。

サーモハウジング交換のためにインテークまわりを取り外し

サーモハウジングにアクセスするため、まずはインテークパイプとエアクリーナーを取り外します。
ここを外すとだいぶ見やすくなって、ようやくサーモハウジングに手が届くようになります。

アクセスできたら、次はサーモハウジングについているホース類水温センサーのカプラーを外していきます。
もちろんここも固着していて、そう簡単には外れてくれません。

そこで活躍したのが、ロングノーズホースプライヤーホースリムーバー


これは本当に便利でした。
今回の作業でかなり助けられた工具なので、固着したホースに悩まされる人にはかなりおすすめです。

その後、サーモハウジングを固定しているボルト2本を外して交換。
ここまで終わると、ようやくひと山越えた感じです。

ここから再びラジエーター作業へ

サーモハウジング交換が終わったので、ここから再びラジエーター作業に戻ります。

まずはラジエーターファンシュラウドを固定しているボルト4本を外して取り外し。
これは下から抜きました

続いて、ラジエーターとコンデンサーをつないでいるボルト、さらにシュラウドまわりのボルトを外していきます。
たしか全部で8本くらいだったと思いますが、これがまた厄介で、8割くらいは触っただけで折れるレベルでした。

いやもう、ここまでくると笑うしかないです。
古い車の冷却系あるあるですね。

ラジエーターをぐりぐりしながら取り外し

固定類が外れたら、ラジエーター本体をぐりぐり動かしながら取り外していきます。
すっと抜ける感じではなく、クリアランスを探しながら少しずつ外すイメージです。

外してみると、痛みがひどい状態でした
フィンもつぶれ樹脂の勘合部には亀裂が、、、

適合確認済みのはずが、まさかの穴位置不一致

あとは逆の手順で組み戻していけばOK……のはずだったんですが、ここで問題発生。

適合確認済みのはずのラジエーターなのに、コンデンサーとの穴位置がほとんど合わない。
結果的に、ちゃんとボルトで固定できたのは1本だけでした。

残りはどうしたかというと、タイラップで固定
完全に予定外でしたが、ここは現物に合わせて対応するしかありません。

147は後期なのに前期用パーツが使われていることが多い印象があるので、今回もそういう類かもしれません。
輸入車あるあるというか、年式や型式だけでは割り切れない部分がありますね。

組み戻して完了!水温も90℃安定

そんなこんなで組み戻しまで完了。
交換後は漏れもなくなり、さらにこれまで夏場でも90℃までいかず、冬場は50℃を下回ることもあった147の水温が90℃で安定するようになりました。

これはかなり大きいです。
やっぱりサーモまわりも含めて、しっかり手を入れた効果が出てくれました。

冷却系の整備って見た目は地味なんですが、走るうえでの安心感がかなり変わりますね。
今回は思った以上に固着や折れ、適合違いに悩まされましたが、最終的にしっかり改善してくれてよかったです。

今回の整備で思ったこと

今回の作業で改めて思ったのは、古い車の整備は「予定通りにいかない前提」で考えておくのが大事ということです。

ホースは固着、ボルトは折れる、適合確認済みでも微妙に合わない。
正直、すんなりいく要素の方が少ないです。
でも、そのぶん終わったときの達成感は大きいですね。

あと、今回かなり便利だったのはやっぱりロングノーズホースプライヤーホースリムーバー
固着したホース相手にはかなり役立つので、こういう作業をするなら持っておいて損はないと思います。

無事に水温も安定して、漏れも解消。
147にはこれからも元気に走ってもらいたいですね。

では。

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